DIYアドバイザーの仕事

住まいの手入れ

 

住宅というものは、新築完成の時から老朽化というものが始まるのです。もし、何の手入れも部分的な補修もしないで住んでいると、10年~15年で大修理が必要になるともいわれています。

 

さらに20年、30年と住まいを長持ちさせるためには、定期的に手入れをして、低下してくる住まいの耐久力をアップする必要があるのです。

 

実際には使われている建材の種類によって、手入れをする周期というものも異なってきますので、ある程度の知識というものも必要になってくるでしょう。

 

例えば、屋根を塗り替えたり外壁を塗り替えたりと、外まわり全部の塗り替えとなると費用もかなりかかりますし、自分でやるとしても時間をどう作るかが問題となってきます。

 

あらかじめ計画を立てておき、今年は屋根を塗り替え、来年は外壁を塗り替え、そして春休みの1日を利用して、家族そろって門扉からフェンスを塗り替えるといった具合に、楽しい家族の行事にしてみるのもひとつの方法かも知れません。

 

いずれにしても、定期的にDIYを行なうことは、手入れの費用を節約できることにもなりますし、一度に多くの支出をしないでも済むことになるのです。

 

そして、家族と一緒にDIYを行なうことで親子の対話も生まれますし、何よりも住まいを大切にするということを、子どもたちに教えることのできる絶好のチャンスでもあるといえるのです。

 


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